アジフライは、日本の水産惣菜の代表格といえますが、50年ほど前から、ほぼ100％中国、ベトナム、タイなどの海外加工品で占めておりました。近年では、弊社を含めた国内メーカー数社の生産増により、少しずつ国産のシェアが増えておりますが、それでもなお、今だ大部分が海外加工品です。国内メーカーの中でも、弊社は、①ワンフローズン加工(生の魚から加工)、②伝統的な背開き加工(外側が肉厚で見た目もいい)、③薄衣(衣率45％で魚本来の味がわかる)にこだわって製造しております。弊社は、全国の真鯵の水揚げの半分以上を誇る長崎県の中でもトップクラスの長崎魚市場の仲買人であり、弊社工場も、魚市から車で3分の所にありますので、安定的な買い付けと水揚げ時の鮮度を維持した加工が可能になっており、また製造キャパも25000日産25000~30000枚ほどありますので、水揚げの不安定さはありますが、水揚げのある時に一気に製造いたしますので、大口のオーダーにも十分対応できるものとなっております。 。

地中海のエスカベッシュに起源をもち、江戸時代に唯一海外との窓口であった長崎が日本の発祥の地であるといわれる南蛮漬けを、社長の母親のレシピをそのままに、16年前から製造しております。魚種は、真鰺、さば、ぶり、きびなごで、すべてラウンドから製造しております。野菜も国産の玉ねぎ、にんじん、ピーマンを使用しております。南蛮酢も、自社で良質の酢、本醸造醤油、みりん、砂糖のみでブレンドしております。国内での、製造メーカーは少なく、日本全国の、外食様、ホテル様、量販店様に使用していただいております。140ｇのアウトパック、また魚のみの500ｇもございます。解凍してそのまま使用できる水産惣菜です。