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大北果樹園は、祖母の大切にしてきた果樹園を開墾し「土佐文旦」「ゆず」を中心に「温州みかん」「でこぽん」「ぽんかん」「はれひめ」を生産しており、苗の定植から出荷まで、祖母と二人三脚でやってきた。周りの方々に支えられ今日に至ります。 また開業前から、 300年以上の歴史を持つ土佐の日曜市にて、家庭菜園で生産した土佐文旦などを販売してきた。 1.支持される要因として 「おばあちゃんの畑」にストーリーがある 当果樹園の畑は、祖母から引き継いだものである。祖母が大切にしていた理由は、祖父が命よりも大切にしていたためである。文旦そのものはもちろん、祖母の想いや優しさがつまった畑が受け入れられ、語れるギフトとしても支持されてきた。 (2)南の斜面の上部で生産しており風味が良く、バランスの取れた味 文旦は、生産者により味が大きく左右される。 当果樹園の畑は、日当たりがよく、寒暖差が大きい南の斜面の上部にあり、風味が高いことに特徴がある。 某ジャーナリストからも 「有名農園よりも味がよい」と太鼓判を押されたこともある。 2.自社の強み 当園が考える強みは以下の通りである。 (1)ひとが応援したくなるストーリーを持つ 当園は、祖母から引き継いだものである。祖母の想いや優しさ等がつまった畑が受け入れられ、語れるギフトとして支持されてきた。これは県内競合には模倣し難いストーリーとなる。よって今後、これを全面に押し出すことで、お客様が感謝や好意を伝えるツールとなりえる。 (2)立地がよく、糖度がのりやすい畑を持つ 前述の通り当園の畑は、日当たりがよく、寒暖差が大きい南の斜面の上部にあり、糖度が高いことに特徴がある。これは、経験やノウハウなどで賄いきれない強みである。文旦を食したことのない県外消費者にも、価値を伝達することができる。 (3)消費者と接点を持ちニーズを把握し易い 当園は、300年以上の歴史を持つ 「土佐の日曜市」に毎週出店している。当園で生産した文旦等の柑橘類を一般消費者に対して販売しており、お客様の生の声を随時入手できる環境下にある。これは県内競合にはない、当園独自の強みであり、今後の商品開発に活用できると考えている 高知県内は、土佐文旦のメッカであり、数多くの農家が生産している(全国の約9割) 。しかし、 糖度や色・形などに着目し、単に柑橘類の一種として販売している農家が全てである。そこで当園 は、独自の強みである 「ひとが応援したくなるストーリーを持つ」 ことに着目し、 この度、 想いを伝 えるツールとして品揃えを整備した。これは、県内広しといえども、当園のみの取り組みである。 高知の特産品である「土佐文旦」や「柚子」を多くの方々に知ってもらい 自分たちの育ってきた「風土」や「技術」を守っていきたい。